SHIGANAKUNAI

しがなくないデザイナーを目指す備忘録

コミュニケーションをとろう

担当作業によって上下関係を感じることはありませんか?
僕はコーディングのみを担当する際にそう感じることがありました。

デザイン完了間近で案件に関わり始める事が多く、完成したデザインを見て『表現はベストか、用途に向いているか、再現可能か…』などの議論が必要だと感じることがありました。
しかし納品が間近だと意見は通りにくく、多少無理しても進めるしかありません。
こんなことが続くと次第に不満が溜まってゆき、「コーダーって下っ端だなぁ…」と悩んでしまいます。

僕の場合に限らず、下流工程がこのような状況の制作現場は多いのではないでしょうか。
本来、作業内容で上下関係が出来るものでは無いはずなのになぜこんな事になってしまうのか…
一番の原因は制作チーム内のコミュニケーション不足だと思います。

クライアントの要望を理解し、デザインでどう表現するか、それをコーディングでどう再現するか…
ディレクターが一人で全て把握していれば作業を進めることも可能です。しかし、ディレクターの指示が無いとデザイナーやコーダーは動きづらくなってしまいますし、ディレクター自身も動きづらくなるのであまり効率が良いとは言えません。
ディレクター不在時の対応が出来なくなったり、デザイナーやコーダーが『言われたことだけする』習慣になってしまう恐れもあります…

そのため、作業分担で案件を進める場合は初期段階からチーム内で情報・意識・方向性を共有するコミュニケーションが必要だと考えています。
例えば大きな変更でスケジュールが厳しくなっても、コミュニケーションの有無でチームの雰囲気は大きく変わるでしょう。少なくとも険悪なムードは免れるはずです(笑)

うまくコミュニケーションを取って、スムーズに・気持ちよく作業できる環境を作りたいものです。

AKIO KAI

からあげと温泉のまち、大分県出身大阪在住8年目。しがなくないデザイナーを目指してWeb、DTP、映像編集、3DCG、VRとかやってます。

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