SHIGANAKUNAI

しがなくないデザイナーを目指す備忘録

iPhoneユーザー、Androidを触る #2 – 僕がAndroid嫌いになった理由

前回(#1 GALAXY NEXUSを買ってみた)の続きです。

僕が初めて触ったAndroidは、会社の人が持っていたXperia X10 SO-01B(以降 X10)です。

国内で発売された中では初期のAndroid端末で、OSのバージョンは1.6。iPhoneの対抗馬として大々的に売り出されていた記憶があります。
僕はこのX10を触ってAndroidに苦手意識を持ったのですが、その理由はタッチパネルの反応でした。

現在販売されているスマートフォンのタッチパネルは、指が画面から離れたときに反応します。
例えば、アプリを起動したいときアプリのアイコンをタップしますよね。指が触れた瞬間は起動せず、画面から指が離れたときに起動しています。
JavaScriptで言うとtouchendでアプリ起動。

X10はこれと異なり、指が触れた瞬間にアプリが起動していました。
文章での説明は難しいのですが、『スワイプしたいのにアプリが起動する』というユーザーが意図しない挙動を起こしていました。
JavaScriptで言うとtouchstartでアプリ起動するのでtouchmoveしにくい…って感じ?合ってます?

これがX10の仕様か、Android 1.6の仕様かはわかりません(間違ってたらゴメン)。しかしユーザーが意図しない挙動はストレス・不満に繋がります。僕がAndroidに苦手意識を持った一番の理由はここです。

他にもスワイプのもたつき、設定もわかりにくかったです。
Android初期の端末なので不具合も致し方ないと思いますが…同時期に販売されていたiPhoneがどうしても比較対象になってしまうので『Androidってダメだなぁ…』と思うようになりました。
それ以降「スマホって何買えばいいんかなぁ?」と聞かれてもAndroidをオススメしなくなってしまいました。

というのが今から2〜3年前の話。
Androidは1.6から2x、3xとバージョンアップを重ね、僕が購入したGALAXY NEXUSは4.0です。
以前と比べると使いやすさ・デザイン性が向上し、iPhoneに引けを取らないくらい成長していました。
iPhoneに無い便利な機能もあって、「キャリア契約しちゃおうかな…」と思わせるほどです。

次はAndroidとiPhoneのソフトウェア面を比較してみようと思います。

続き:iPhoneユーザー、Androidを触る #3 – ソフト面を比較してみる

AKIO KAI

からあげと温泉のまち、大分県出身大阪在住8年目。しがなくないデザイナーを目指してWeb、DTP、映像編集、3DCG、VRとかやってます。

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