SHIGANAKUNAI

しがなくないデザイナーを目指す備忘録

Macで綺麗なアンチエイリアス無しMS Pゴシックを使う

僕が勤めている会社のマシンはMacです。社長がグラフィック出身ということでMacらしいのですが、スタッフ全員のマシンがMacの制作会社は珍しいかも?と思います。

MacとWindowsの違いで出る問題の1つがフォントのアンチエイリアスです。Webサイト閲覧時にテキスト部分に見た目の違いが出てしまいます。Macで気にせずWebデザインするとアンチエイリアス有りにしてしまいがちですが、クライアントや閲覧者のほとんどはWindowsなんです

わしのパソコンでホームページ見たら、
デザインと文字の感じがちゃうねんけどどないなっとんねん!?

というトラブル防止(言われたことはない)のため、僕はテキスト部分をアンチエイリアス無しでデザインしています。

しかしOsakaはサイズによって表示が汚く、Mac版Office付属のMS系フォントでさえもWindowsのブラウザと同じ見た目を再現することができません。
他には「平体を101%にすると綺麗に表示される」といった記事を見かけますが、これはFireworks限定の方法らしくPhotoshopでは効果がありませんでした。

Macでアンチエイリアス無しのフォントを綺麗に表示させることはできないのか…そんなとき、Macを購入したときのことを思い出しました。

僕は自宅にWindowsとMacを持っています。Mac購入直後どうしてもMS Pゴシックを使いたかったのですが、まだMac版Officeを持っていなかったのでWindowsからフォントをコピーしたことがありました。その頃はまだ気にもしていなかったんですが、
Windowsでの見た目そのままのMS Pゴシックが表示されていたのです。

それぞれのフォントを並べてみると違いは一目瞭然。どんなサイズでも綺麗に表示されています。
同じMS系フォントでもWindows用はアンチエイリアス有りを最適化しているようですね。

ちなみにWikipediaによると、
他のOSにコピーして使用することは、たとえ技術的に可能であったとしてもライセンス違反の疑いがある
とのことです。あくまで自己責任ということでー

MS ゴシック – Wikipedia

AKIO KAI

からあげと温泉のまち、大分県出身大阪在住8年目。しがなくないデザイナーを目指してWeb、DTP、映像編集、3DCG、VRとかやってます。

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