SHIGANAKUNAI

しがなくないデザイナーを目指す備忘録

「CSS Nite in KOBE vol.2」に参加しました

6月30日、CSS Nite in KOBE vol.2に参加してきました。

ブログを書いたら野菜が貰えたvol.1から約8ヶ月。今回は野菜は貰えないみたいですが、内容を忘れないために記事にしてみました。相変わらず栄養は偏りがちなので、次はお魚が欲しいです。

会場

会場は前回と同じ中央労働センター。前回は初めて行く場所だったので少し道に迷いましたが、今回は2回目なので道は覚えていました。

前回の受付は少し混雑していた記憶がありましたが、今回はわりとスムーズだった気がします。

長谷川敦士さん
クロスチャンネル時代のWebデザイン

少し前に坂本貴史さんのIAシンキングという本を読んでいたので、内容がすっと入ってきました。

問題提議や問題解決、異なる視点から見た場合の解釈など、最近受けている仕事内容と合った話だったので、今後の業務に活かせそうです。

坂本邦夫さん
Webデザインで考えておきたい色の話

クライアントから色のイメージをヒアリングするとき他のサイトを例に挙げてもらうことがありますが、それによって色だけではなくビジュアルまでイメージされてしまい、最終的には挙げてもらったサイトと瓜二つになってしまった…ということはまれにあります。

最後に仰っていた「Webサイト以外のもので、具体的なもので例を挙げてもらう」という方法は勉強になりました。今後参考にさせていただきます。

鷹野雅弘さん
Webデザイナーのためのタイポグラフィと文字組版

Webで扱う文字の多くはシステムフォントを使用しての表示です。
システムフォントは文字組の調整を行いにくいため意識することも少なく、結果的にグラフィック業界のように文字組を追及していないんだと感じます。

カタカナのツメ、単位や助詞の大きさなどは「気持ち悪いなぁ…」と思ったとき無意識で行っていますが、どういうときに文字詰めを行うかなどの理由はきちんと把握はできていません。

文字詰めについて考える機会が少ないため、このような話はとても勉強になります。

自分の名刺を見てみると、きちんと文字詰めできていました。よかった。
名刺はその人・その会社の技術を判断する材料の一つとして見ることもできるんだなぁと感じました。名刺はちゃんと作ろう。

中川直樹さん
Webデザインは、いったい、何を解決できるのか?!

オネエっぽいしゃべり方でインパクト大です。

グラフィック業界との歴史の差は簡単に埋められるものではありませんが、「Webならではの表現を知っている」といった優位性を認識し、高めていこう。という内容でした。

その中で、中川さんが仰っていた「Webデザイナーの地位」という一言がすごく頭に残りました。

少し前から「デザインって何?」「デザイナーは何をする人?」「Webデザイナーの社会的地位は?」みたいなことをよく考えていました。
坂本さんと鷹野さんの間のビデオセッションの内容とも重なるのですが、「自分達デザイナーは何を求められて、何を提供出来て、どうあるべきなのか」を考えていくことがWebデザイン業界全体の幸せに繋がるのではないかと考えています。

これについては書き途中で下書きのまんまの記事があるので、ちゃんと書き上げようと思います。

まとめる

タイトルの「デザイン再考」だけ見るとグラフィック面のことだと思いがちですが、「デザインの意味すること」ということだったように感じます。
僕は坂本さんの「色についてのヒアリング方法」や、中川さんの「サイトにキャラクターを持たせる」といった「制作を円滑に進めるコツ」がツボでした。

セッションはもちろんのこと、質疑応答タイムや、鷹野さんと登壇者のちょっとした会話がためになることがよくあります。登壇者全員でのトークセッションなんかがあるとおもしろい話が聞けそうだなぁと思いました。

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AKIO KAI

からあげと温泉のまち、大分県出身大阪在住8年目。しがなくないデザイナーを目指してWeb、DTP、映像編集、3DCG、VRとかやってます。

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